勝手に生きろ
そういえば、今日は以前に付き合っていた人の誕生日だなぁと。最後の方は散々だったけど彼女は元気にやっているのだろうか。
今でも、お母さんや家族のことを思って泣く時があるのだろうか。辛い思い出に苛まれることがあるのだろうか。
また一緒に暮らそうと約束したのに、一方的に反故にしたことを、楽しかった日々のことを、何年間かの間、この日は二人で祝っていたたことを、去年は二人して泣きはらしたことを、憶えているだろうか。
一瞬、メールでもしようかと思ったが、なんだか無粋な気がしてやめたし、それが正解だと思う。
私が、憶えていること、その時に感じること、郷愁も、悲しみも、愛情も憎しみも、親愛も、友情も、なにもかも、私と同等か、それ以上に憶えていて、そして感じていて欲しい。
私が、彼女のことを忘れてしまっても、彼女には私のことを憶えていてほしい。
今も彼女のことを愛しているかはわからない、もしそうであったとしても、それは過去の彼女だと思う。
あの川も今では違ったものに見えるし、あの部屋には違う人が住んでいるだろう。
もう、あの街角を曲がっても涙はでてこなくなったし、あの海を訪れることもないだろう。
もしかしたら、きれいな思い出が汚れる前に、離れてよかったのかもしれない。
私は感傷的に過ぎるし、彼女はあまりに脆い人であった、私はいい恋人にも、配偶者にも、保護者にもなれなかった。二人ともあまりに似ていて、同じような曖昧なものを求めていた。そして、二人ともクズだった。まるで鏡のようだったと、今ではそう思う。
別れたのは懸命な判断だったと思うし、友達もそういうし、少なくとも他人には今の生活の方がマシに見えるのだろう。だけど、時々ものすごく退屈になる。(自分にそっくりな)道連れのいない寂しさ、それも段々と薄れていってはいるが。
私は、大人になれないし、男らしくもないから、とても幸せになってほしいなんて言えないけど、元気でいてほしいと思う。最後の方は、ひどく振り回されたし、約束も破られまくったし、許す気はまったくないけども。そして、いい男を捨ててしまったと後悔してほしい。ただ、私より幸せになるのは許さない。
こんなんだからふられたんだろうね、泣ける、おめでとう。
Ulfuls - Abaredasu / ウルフルズ - 暴れだす PV - YouTube
SOFT BALLET - ENGAGING UNIVERSE [PV ...
いい曲だけど久しぶりに観るとやべぇな、元気でたわ