本人の器量に不釣り合いな服を着た女たち

 深夜、眠る気にもなれずにテレビを点けっぱなしにしてiphoneを同期してみたりとりとめのないことを考えたりしていたら女の子達の媚びるような歌声が耳に飛び込んできて、そのままなんとなく売れないアイドルとか歌手だとかバンドだとかのpvを観ている、俺はなんでこんな事をしているのだろう。彼女らは何を求めてあんなことをしているのだろう。馬鹿みたいに短いスカートを履いてそのくせ下着は見せずに太ももを揺らして、気持ちの悪い男と握手をして、多分そのあとには手を洗いまくって。あー、もうどうでもいい。俺には関係のないことだ。でかくて程よい硬さで満足感と少しの快楽を与えてくれる素敵なクソをしたい。

 

 このやり場もなければ具体的でもない本当に最低な悩みと気分をどうにかしたい。一つだけ統括的で最終的な解決策を知っているが、それを試みるのはまだ早いような気がする。

 

息を吸うだけ。