お前の荷物はポケットの中の砂利だけだ

お前は道を歩く、不細工な顔とクソダサい服に身を包んで。晴れた日も、曇った日も、お前の心は腐っている。
お母さんが、丁寧に施した防腐処理は、もう、剥がれてしまって、腐ってないのはポケットの中の砂利だけ。

おーべいびー、君は不細工だ。
おーべいびー、頭も悪い。
なにをやってもうまくはゆかぬ。
おんなにももてぬ。
どうしよう。
おまけにくさい。
毎日同じ服、無印良品。ちがう!しまむらだ!

嵐が吹く!髪が抜ける!家が飛ぶ!電車も動かない!服も脱げる!一張羅なのに!おかあさん!あ!死んだ!
どうしよう、僕、一人でお風呂に入れないよ!お母さん、僕、ほんとはね、メリットじゃなくてもよかった。パンテーンでよかった!あんなに怒ってごめんなさい、甘えたかっただけなんだ!
もう誰もいない!あるのは砂利だけ!
誰と拾った砂利だっけ?みんないなくなっちゃった!
僕に呆れて出ていっちゃった!

僕は、ダサい服も亡くして、お母さんもいなくなって、砂利を握りしめ、一人で歩く。破滅に向かって!

僕はYOSHIKIだ、紅だ、ヘルニアなんだ。お約束なんだ、すぐに倒れるんだ。やれば出来るんだ、僕が悪いんじゃない。悪いのは僕のよさを理解しない、あいつらのほうだ!!!!!!!

僕はブスだ、鏡を見るとゲロを吐く。
だから校舎の窓ガラス壊して回った。キモオタなのに鑑別に入って、貞操を失った。
そして、ホモになった。
おとこにも相手にされなかった!中学も卒業できなかった。
なんと学力が足りなかった。
きもくて馬鹿で禿げててホモでー。