北の魔女が死んで、尻の処女が奪われた

平日は大体死んでて、土日は楽しいけれど月曜日がやってくる恐怖に戦慄している。
わたしは沈黙を守り、尻を掻きながらsiriにこう言う「愛してるよ」
雨が降ると、決まって思い出すのはあの日の思い出。僕たち結合したまんまで、干し草を運んでたっけ。あのひびは楽しかったなぁ。
私は牧場で行われるありとあらゆる仕事を愛していたけれど、とりわけ好きだったのはやぎの搾乳だった。搾乳器は邪道だ。あれは趣に欠ける。

それはいつものように牧場での仕事を終えた、ある夏の日であったー。空飛ぶカール爺さんが慌てて我が牧場にやって来てこう告げたのだ「北の魔女が死んだ。」
父や母が喪服を引っ張り出して葬式に向かう準備をしている間、私と北の魔女との思い出を引っ張り出してみたけれど、彼女が芋虫を煮ている姿しか思い出せなくって、やっぱり彼女はキチガイであるという確信を強めただけであった。

そして、部屋には私と兄のカールだけが残されたー。